【天皇賞春】最終結論 過去20年データ考察から今年買える馬と消せる馬を徹底考察!推薦馬3頭はコレだ!

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前年菊花賞優勝馬

 

アスクビクターモア
タイトルホルダー
フィエールマン
サトノダイヤモンド
キタサンブラック
ゴールドシップ
オルフェーヴル
アサクサキングス
ディープインパクト
ザッツザプレンティ
ヒシミラクル
マンハッタンカフェ
エアシャカール
ナリタトップロード
セイウンスカイ
マヤノトップガン
ビワハヤヒデ
ライスシャワー
メジロマックイーン

 

過去35年(TARGETで遡れる最大)

上記19頭は菊花賞優勝→天皇賞春出走馬になります。

個人的に毎年ここのラインは狙い目だと思っているので今年も考察していきたいと思います。

 

 

全体成績

 

11着 アスクビクターモア
1着 タイトルホルダー
1着 フィエールマン
3着 サトノダイヤモンド
1着 キタサンブラック
5着 ゴールドシップ
11着 オルフェーヴル
3着 アサクサキングス
1着 ディープインパクト
16着 ザッツザプレンティ
1着 ヒシミラクル
1着 マンハッタンカフェ
8着 エアシャカール
3着 ナリタトップロード
3着 セイウンスカイ
5着 マヤノトップガン
1着 ビワハヤヒデ
1着 ライスシャワー
1着 メジロマックイーン

 

過去35年

9-0-4-6 好走率68.4%

単勝回収率213.2% 複勝回収率102.6%

 

私が注目している理由が簡単に分かると思います。

前年の菊花賞優勝馬を何も考えずに全て単複で買っていたら、約7割で天皇賞春が的中しているのです。

更に注目したいのは回収率ですよね、2003年1着ヒシミラクルが押し上げているのは間違いないのですが、この馬を凡走扱いしたとしても128.4%と破格の数値

もう買わない理由などないでしょう。

ここからは更に踏み込んで、独自の着眼点から考察して行きたいと思います。

 

 

凡走馬の共通点

 

ここまで前年の菊花賞優勝馬がシンプルに熱いことは簡単に理解できたと思います。

しかし三冠馬であるゴールドシップやオルフェーヴルと言った実力馬が当日ガッツリと人気を集めて大敗していたりもします。

まずは過去に凡走した馬を並べて見ましょう。

 

アスクビクターモア

ゴールドシップ

オルフェーヴル

ザッツザプレンティ

エアシャカール

マヤノトップガン

 

これらのメンバーを見て、少し気になるのが菊花賞以外のクラシックで良く名前を見かけたなと言う印象です。

これまでのキャリアと天皇賞春までに出走したG1をカウントしてみましょう。

 

アスクビクターモア
10戦 皐月賞・ダービー・菊花賞

ゴールドシップ
11戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

オルフェーヴル
12戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

ザッツザプレンティ
11戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・JC・有馬記念

エアシャカール
12戦 海外G1・皐月賞・ダービー・菊花賞・JC

マヤノトップガン
14戦 菊花賞・有馬記念

 

基本的にはマヤノトップガン以外は全てクラシック三冠レースに出走しています。

出走の無かったマヤノトップガンはキャリア最多の14戦

この時点で私が感じたのは「余力」です。

馬主、調教師、騎手全ての目標はやはりクラシックです。

ここに向けて全力で調整されてきた馬が4歳になり古馬との対戦になったときにどれだけフレッシュな状態で挑めるのか。

まだ推測でしかないので、客観的要素でこれを確信に変えていきたいと思います。

 

 

好走馬の共通点

 

好走した馬も同じように、これまでのキャリアと天皇賞春までに出走したG1をカウントしてみましょう。

 

タイトルホルダー
10戦 ホープフルS・皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

フィエールマン
5戦 菊花賞

サトノダイヤモンド
9戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

キタサンブラック
9戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

アサクサキングス
11戦 皐月賞・NHKマイル・ダービー・宝塚記念・菊花賞

ディープインパクト
9戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

ヒシミラクル
20戦 菊花賞・有馬記念

マンハッタンカフェ
10戦 菊花賞

ナリタトップロード
12戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

セイウンスカイ
9戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

ビワハヤヒデ
12戦 朝日杯FS・皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

ライスシャワー
13戦 皐月賞・ダービー・菊花賞・有馬記念

メジロマックイーン
9戦 菊花賞

 

数が多いので当然全馬とは行きませんが、天皇賞春で凡走した馬との違いは分かると思います。

これまで凡走した馬と合わせて計算すると…

 

菊花賞優勝馬全頭【9-0-4-6】
好走率68.4% 単勝回収率213.2% 複勝回収率102.6%

キャリア10戦以下【6-0-2-1】
好走率88.9% 単勝回収率198.9% 複勝回収率118.9%

G1参戦2回以下【4-0-0-1】
好走率80.0% 単勝回収率470.0% 複勝回収率197.5%

菊花賞のみ出走【3-0-0-0】
好走率100% 単勝回収率246.7% 複勝回収率130.0%

 

こちらが想定した通りの結果ですね。

レース数を使っていない方が良い、G1に多く参戦していない方が良い、なんなら菊花賞にしか参戦していない馬は3頭いて全て天皇賞春で優勝しています。

これが先に書いた通りの「余力」だと思います。

 

 

今年の該当馬

 

さて、過去の考察から今年買える馬はいるのか?

本題に入って行きたいと思います。

まずは前年の菊花賞優勝馬である

 

ドゥレッツァ

 

この馬が天皇賞春に参戦するまでのキャリアとG1参戦歴を同じように見ていきたいと思います。

 

ドゥレッツァ
キャリア7戦 G1参戦菊花賞のみ

 

はい、もう答えは非常にシンプルです。

ここまでの考察を読んでくださった方なら結論は出ていると思います。

上で書いた3つのポイントである「キャリア10戦以下」「G1参戦2回以下」「菊花賞のみ参戦」これら全てを満たしています。

これまで前年菊花賞優勝馬で天皇賞春を飛んでしまった馬は共通して「キャリア10戦以上」「G1参戦2回以上」です。

これらに一切該当しない今年の前年菊花賞優勝馬であるドゥレッツァは…

 

 

間違いなく「買い」

 

 

これが私の結論です。

言葉を裏返すと嫌う要素があまりにも少ないかなと。

恐らく当日はテーオーロイヤルと人気を分け合うオッズになると思いますし、人気確実ではありますが十分馬券的にも勝負できるオッズになりそうだなと感じています。

データ面からもそうですし、レース回顧のアナログな面からも本番はこの馬と決めていたほどで個人的には人気馬の中では最も安全な1頭だと思っています。

 

このブログではあまり触れることが無い血統について最後に少し書きたいと思います。

毎年この時期にSNSなどでこんな文章良く見かけませんか?

 

「天皇賞春はSS系」

 

そうなんです。

何も間違いではありません。

何故なら過去10年間京都開催だった天皇賞春の馬券内好走馬30頭のうち

28頭が父SS系or母父SS系でどちらかに必ずサンデーサイレンスの血が入っています。

ちなみに過去の優勝馬全てが上記に該当し、過去10年間で非SS系の1着は1度もありません。

 

「よし、それなら今年もSS系を買えばオーケーだな!」

 

そう思った貴方は残念ながら浅いです。

私は何故そうなっているのか考えるのが競馬の面白さだと思います。

昨年先出し本命告知をした安田記念を思い出してください。

◎ソングラインが4番人気で1着になりましたが、その相手に指名したのはセリフォスでした。

そのセリフォスはレース前から過去10年ダイワメジャー産駒は0-0-0-13で全馬飛んでいるので余裕の消し!そんな書き込みを良く見かけました。

結果はどうでしょうか、ソングラインと見事ワンツーを決め、過去10年では初となるダイワメジャー産駒の連対馬が誕生しました。

この時初めて血統について触れたと思いますが、しっかりと自分の中で根拠を持って何を切り捨て、何を重視するのか納得して印を打ちました。

ダイワメジャー産駒が原因で推薦対象から外すのがあまりにも予想として浅かったからです。

何故今までダイワメジャー産駒が走らなかったのか?そこを考えるだけで考察力は必ず向上しますし、馬券的にも何故この馬を買ったのか、何故この馬を消したのか、説明ができるようになります。

アウトプットが出来ると言う事は自分の馬券がどうして的中したのか、何故外れてしまったのかが明確に分かるので間違いは来年以降修正が出来ますし、良い結果は来年の同じレースで再度考察が生きてきます。

競馬で常勝するにはこの繰り返しだと私は思っています。

さて、話を戻して過去10年京都開催の天皇賞春でSS系だった馬と非SS系だった馬を見ていきましょう。

 

父か母父がSS系 10-9-9-122

上記意外(非SS系) 0-1-1-15

 

個人的にはこれを見ただけでもう全く血統に関しては気にしていないです。

納得行かない人の為にもう一つ踏み込んでみましょう。

 

非SS系だった馬一覧

ブレークアップ 4着7人気
サンレイポケット 8着15人気
タイトルホルダー 中止1人気
リッジマン 8着11人気
ミッキーロケット 4着9人気
レーヴミストラル 10着8人気
ヤマニンボワラクテ 17着17人気
トーセンアルニカ 13着17人気
クリールカイザー 16着12人気
レッドカドー 14着9人気
ヒットザターゲット 15着16人気
アスカクリチャン 18着15人気
レッドカドー 3着6人気
マイネルキッツ 7着11人気
トーセンジョーダン 2着3人気
ゴールデンハインド 7着10人気
ケイアイドウソジン 16着12人気

 

過去10年の平均人気11人気

SS系出走馬が150頭いて出走馬の90%を占め、残りの10%である非SS系の平均人気は11人気

出走の数から見ても過去の非SS系の馬質を見ても…

 

「非SS系が好走していなくて当たり前」です。

 

過去の好走馬2頭も人気以上に走り、なんなら平均人気11番人気ながらも約7割の馬が人気以上に着順を上げてゴールしています。

タイトルホルダーに関してはレース中の故障により残念な結果になってしまいましたが、全く走りきっていない馬を「ほら非SS系だから飛んだ」と自信満々に言ってしまうのはどうかなと感じます。

結局データというのは良くも悪くも切り取り方1つなんです。

毎年何かのデータが破られ、何かのデータが偶然のように固まり過去データとして出来上がっていきます。

ここまで非SS系であるドゥレッツァを推して来て最後は濁す形になって申し訳ないのですが、私の考えとしては…

 

ドゥレッツァが当日馬券外=非SS系であった事が馬券外になった理由である。

上記の考え方は自分の中ではあり得ない。

 

以上です。

競馬に絶対は無いのでもちろんドゥレッツァが馬券外に飛ぶ可能性はあります。

むしろ18分の3しか席が無いので理論上は飛ぶ確率の方が高いです。

しかしたとえドゥレッツァが飛んだとしても血統が原因であると言う考えは私にはありません。

自分が何に納得できるか、そこがデータの使い所だと思うのでSS系が正義だと考える方はドゥレッツァを切れば良いですし、ここまでの内訳を見て非SS系に因果関係はないと判断するなら買えば良いと思います。

 

 

月曜日限定記事

 

さて、ここまで前年の菊花賞優勝馬が「買い」なのは猿でも分かったと思います。

今回の記事を書いている内に素朴な疑問が出てきました。

優勝馬がめちゃくちゃ良い成績なら「2着馬はどうなのか?」

競馬の考察は非常に面白いですね、たった1つのレースだけで尽きる事なく考察ができる。

今年はタスティエーラが2着だったので、この馬ピンポイントの考察になります。

 

過去35年

前年菊花賞2着馬 2-0-3-15 好走率25.0%

 

1着馬とはエライ違いの数値です。

過去に好走した5頭にはこれまでの考察とリンクしつつ、全馬綺麗に共通点あり。

 

・菊花賞で○○

・天皇賞春出走までに○○

 

 

過去20年の好走馬

 

ジャスティンパレス
ディープボンド
シルヴァーソニック
タイトルホルダー
ディープボンド
テーオーロイヤル
ワールドプレミア

ディープボンド
カレンブーケドール
フィエールマン
スティッフェリオ
ミッキースワロー
フィエールマン
グローリーヴェイズ
パフォーマプロミス
レインボーライン
シュヴァルグラン
クリンチャー
キタサンブラック
シュヴァルグラン
サトノダイヤモンド
キタサンブラック
カレンミロティック
シュヴァルグラン
ゴールドシップ
フェイムゲーム
カレンミロティック
フェノーメノ
ウインバリアシオン
ホッコーブレーヴ
フェノーメノ
トーセンラー
レッドカドー
ビートブラック
トーセンジョーダン
ウインバリアシオン
ヒルノダムール
エイシンフラッシュ
ナムラクレセント
ジャガーメイル
マイネルキッツ
メイショウドンタク
マイネルキッツ
アルナスライン
ドリームジャーニー
アドマイヤジュピタ
メイショウサムソン
アサクサキングス
メイショウサムソン
エリモエクスパイア
トウカイトリック
ディープインパクト
リンカーン
ストラタジェム
スズカマンボ
ビッグゴールド
アイポッパー
イングランディーレ
ゼンノロブロイ
シルクフェイマス

 

20年で60頭

この天皇賞は58キロを背負って出走することになります。

そこで過去の好走馬の斤量データを元に調べてみました。

他のブログにも載っていない独自データですのでこの記事が役に立てれば幸いです。

 

 

好走馬斤量データ

 

ジャスティンパレス 57キロG1好走 4歳馬
ディープボンド 58キロG1連対
シルヴァーソニック (前走海外1着)
タイトルホルダー 57キロG1勝利 4歳馬

ディープボンド (前走阪神大賞典1着)
テーオーロイヤル (ダイヤモンドS1着)
ワールドプレミア (前走OP以上着差0.2以内)

ディープボンド (前走阪神大賞典1着)
カレンブーケドール 55キロG1連対 牝馬4歳馬  
フィエールマン 58キロG1勝利
スティッフェリオ (前走OP以上着差0.2以内)
ミッキースワロー (前走日経賞1着)
フィエールマン 57キロG1勝利 4歳
グローリーヴェイズ (前走日経賞1着)
パフォーマプロミス (前走OP以上着差0.2以内)
レインボーライン 58キロG1好走
シュヴァルグラン 58キロG1連対
クリンチャー 57キロG1連対 4歳
キタサンブラック 58キロG1勝利
シュヴァルグラン 58キロG1好走
サトノダイヤモンド 57キロG1勝利 4歳
キタサンブラック 57キロG1勝利 4歳
カレンミロティック 58キロG1好走
シュヴァルグラン (前走阪神大賞典1着)
ゴールドシップ 58キロG1勝利
フェイムゲーム 58キロG3勝利
カレンミロティック 58キロG1連対
フェノーメノ 58キロG1勝利
ウインバリアシオン 58キロG1好走
ホッコーブレーヴ (前走日経賞2着)
フェノーメノ 57キロG1連対 4歳
トーセンラー  57キロG1好走 4歳
レッドカドー 60キロ条件戦勝利
ビートブラック  57キロG1好走 4歳
トーセンジョーダン 58キロG1勝利
ウインバリアシオン 57キロG1連対 4歳
ヒルノダムール (前走大阪杯1着)
エイシンフラッシュ 57キロG1勝利 4歳
ナムラクレセント 58.5キロ条件戦勝利
ジャガーメイル 58キロ条件戦勝利
マイネルキッツ 58キロG1勝利
メイショウドンタク 無し
マイネルキッツ (前走日経賞2着)
アルナスライン (前走日経賞1着)
ドリームジャーニー  (前走大阪杯1着)
アドマイヤジュピタ 58キロG2勝利
メイショウサムソン 58キロG1勝利
アサクサキングス 59キロG2好走
メイショウサムソン 59キロG2勝利
エリモエクスパイア 無し
トウカイトリック (前走OP以上着差0.2以内)
ディープインパクト 58キロG2勝利
リンカーン 58キロG2勝利
ストラタジェム 58キロ条件戦勝利
スズカマンボ (前走OP以上着差0.2以内)
ビッグゴールド (前走OP戦勝利)
アイポッパー 58キロ条件戦勝利
イングランディーレ 58キロG2勝利
ゼンノロブロイ 57キロG1連対 4歳馬
シルクフェイマス 58キロ条件戦勝利

 

ちょっと過去の60頭全馬なので見辛いですが、

1つ1つ整理して行きたいと思います。

まず赤く塗った馬ですが、

こちらは基本的に

 

『過去に58キロ以上の斤量でG1を好走したことのある馬』

 

を中心に書いています。(牝馬は56キロ)

条件戦やG3で58キロ以上を背負って勝利や、

G2で59キロを背負って3着だったアサクサキングスも実績としてクリアにしています。

重い斤量を背負って好走したことのある馬を赤で分類しています。

4歳馬についても赤く塗っており、このグループは3〜4歳で58キロ以上を背負う機会が皆無なので

 

『57キロ以上を背負ってG1好走』

 

こちらを1つのボーダーとしてピックアップしています。

牝馬はクラシックで背負う55キロを目安とします。

この赤のパターンだけでも好走馬60頭中40頭と馬券内の3分の2を占めるパターンです。

その他にオレンジに塗った馬は前走OP以上で連対もしくは着差0.2秒差以内から天皇賞春に挑戦した馬

これら2つを合わせて60頭中58頭と馬券内のほとんどを占めます。

 

例外だった2頭

メイショウドンタク

エリモエクスパイア

 

どちらも10年以上前の話ですが、両馬共に同年OP3000m以上で好走歴がありました。

正直ここまでボーダーを下げるのはどうかなと思うので一旦保留です。

 

 

今年の該当馬

 

今年の出走予定馬をみて行きましょう。

 

ゴールドプリンセス 無し

サヴォーナ 無し

サリエラ 無し(同年ダイヤモンドS好走)

シルヴァーソニック 58キロG1好走

スカーフェイス 無し

スマートファントム 無し

タスティエーラ 57キロG1勝利 4歳馬

チャックネイト 58キロ条件戦勝利

テーオーロイヤル 58.5キロG2勝利

ディープボンド 58キロG1連対

ドゥレッツァ 57キロG1勝利 4歳馬

ハピ 59キロOP好走(ダート)

ヒンドゥタイムズ 無し

ブローザホーン 無し

プリュムドール 無し

マテンロウレオ 無し

メイショウブレゲ 無し(同年万葉S好走)

ワープスピード 無し(同年ダイヤモンドS好走)

 

純粋なクリア馬は下記6頭

 

シルヴァーソニック 58キロG1好走

タスティエーラ 57キロG1勝利 4歳馬

チャックネイト 58キロ条件戦勝利

テーオーロイヤル 58.5キロG2勝利

ディープボンド 58キロG1連対

ドゥレッツァ 57キロG1勝利 4歳馬

 

例年通りであればこの中から2頭以上が好走、もしくは独占まであると思います。

特に前走G2以上で1着と過去の斤量もクリアしているチャックネイトは思っている以上にチャンスありそうです。

 

残りの緑で塗った4頭が下記

 

サリエラ 無し(同年ダイヤモンドS好走)

ハピ 59キロOP好走(ダート)

メイショウブレゲ 無し(同年万葉S好走)

ワープスピード 無し(同年ダイヤモンドS好走)

 

ハピは流石にダートでの記録で全てが2000m以下なのでかなり厳しいかなと思います。

サリエラに関しても過去20年で見れば60頭中2頭しか好走していない部類で斤量増は確実にマイナス要素でプラスに働くことはありません。

人気が無ければリターンの大きさと相殺できるのですが、間違いなく人気だと思うのでリスクは大きいかなと感じます。

残りの2頭も同年の長距離レースにて実績がありますが、過去20年で1頭しか連対馬が出ておらず勝ち馬は1頭もいないことから大幅な減点要素です。

 

 

まとめ

 

ここまで斤量データについて考察してきましたが、今年買える馬は…

 

シルヴァーソニック

タスティエーラ

チャックネイト

テーオーロイヤル

ディープボンド

ドゥレッツァ

 

上記6頭

この中で昨日本命は決まりましたし、同時に消す馬も1頭いますので今回の斤量データだけでも相当絞れたのではないでしょうか。

ちなみに先に書いたように過去20年で好走馬60頭中58頭が上記のパターンで今年それに該当する馬はたったの6頭

ここに名前が無い馬は過去に1度も優勝馬が出ておらず60頭中2頭のパターンですので迷ったら斤量データを参考にしてみてください。

 

 

火曜日限定記事

 

最後に本日の限定記事を書いて終わりにしたいと思います。

直近10年のフレッシュなデータで近年優勝条件のトレンドにもなりつつあります。

 

2023年 1着ジャスティンパレス
2022年 1着タイトルホルダー
2021年 1着ワールドプレミア

2020年 1着フィエールマン
2019年 1着フィエールマン
2018年 1着レインボーライン
2017年 1着キタサンブラック
2017年 3着サトノダイヤモンド

2016年 1着キタサンブラック
2015年 1着ゴールドシップ
2014年 2着ウインバリアシオン

 

過去10年全て該当馬が必ず連対、更に現在9連勝中の最強条件です。

2つ目の項目で一気に頭数絞れるので毎年該当馬は少ないながらも走りまくっています。

 

・前走G2以上連対もしくは着差0.1秒差以内(例外:前年同レース優勝馬)

・◯◯を連対もしくは着差0.1秒差以内

 

 

前走の重要性

 

「前走掲示板外だった馬」

 

シュヴァルグラン
カレンミロティック
ビートブラック
メイショウドンタク
メイショウサムソン
エリモエクスパイヤ

 

過去20年の好走馬60頭のうち6頭

馬券内占有率で言うと10%程度になります。

前走掲示板外から巻き返した上記6頭には明確に長距離実績がありました。

 

・過去に3000m以上のG1で好走

・同年3000m以上のOP以上で好走

 

これら全てを満たしていました。

今年の該当馬は7頭

 

サヴォーナ

シルヴァーソニック

タスティエーラ

ディープボンド

ハピ

ヒンドゥタイムズ

メイショウブレゲ

 

これらを上記条件に当てはめると…

 

サヴォーナ 該当なし

シルヴァーソニック 天皇賞春好走

タスティエーラ 菊花賞好走

ディープボンド 天皇賞春好走

ハピ 該当なし

ヒンドゥタイムズ 該当なし

メイショウブレゲ 万葉S好走

 

この時点で3頭が脱落します。

ちなみに前走掲示板外から更に落ちる前走2桁着順から巻き返した馬は同年の3000m以上OP好走馬か「過去に3000m以上のG1で着差0.2秒差以内」と更に条件が厳しくなります。

 

タスティエーラ 該当なし

シルヴァーソニック 該当なし

 

上記2頭もかなり厳しくなりました。

 

 

下級戦出走馬

 

「2走内に重賞以外を使っていた馬」

 

テーオーロイヤル
ストラタジェム

スズカマンボ
ビッグゴールド
アイポッパー

 

過去20年の好走馬60頭のうち、わずか5頭になります。

馬券内占有率で言えば僅か8.3%

逆を返せば55頭が重賞→重賞→天皇賞春の流れで好走していることがわかります。

2022年のテーオーロイヤルを除けば他の4頭は18年以上前の好走馬なので相当厳しいローテ(実力的に)だと思います。

 

上記5頭の共通点は「2走内でOP以上含む2連勝か馬券外なしで重賞好走」

 

今年の2走内で重賞意外を使っていた馬は

 

ゴールドプリンセス

スカーフェイス

スマートファントム

ハピ

プリュムドール

メイショウブレゲ

 

上記6頭と比較的多めです。

条件に当てはめて行くと…

 

ゴールドプリンセス 該当なし

スカーフェイス 該当なし

スマートファントム 該当なし

ハピ 該当なし

プリュムドール 該当なし

メイショウブレゲ 該当なし

 

全馬が共通点に該当せずNG

例えクリアしていたとしても17年間でテーオーロイヤルがギリギリ3着に入った程厳しいローテなので迷わず軽視したいところ。

 

 

近走の充実度

 

「3戦連続馬券外の馬」

 

カレンミロティック
ビートブラック
メイショウドンタク

 

過去20年の好走馬60頭のうち上記3頭

馬券内占有率は5.0%でこちらも大変厳しいパターンになっています。

連続馬券外の記録としましては、

 

カレンミロティック→4戦馬券外天皇賞春好走
ビートブラック→5戦連続馬券外天皇賞春好走
メイショウドンタク→3戦連続馬券外天皇賞春好走

 

近走に好走理由が無いのであれば過去の実績を見るしかありません。

そこで上記4頭の長距離実績を調べてみると…

 

カレンミロティック 天皇賞春好走
ビートブラック 菊花賞好走
メイショウドンタク 同年3000mOP好走

 

少しメイショウドンタクが実績不足感ありますが、4歳馬で菊花賞に出走していないとなると中々難しく同年の万葉S好走しか実績がありませんでした。

それ以外では京都コースの複勝率が60%とキャリアの中では最も走っていたコースになります。

4戦以上連続の凡走がある馬は流石にG1実績が必須かもしれません。

 

今年これに該当するのが

 

スカーフェイス 6戦連続

ディープボンド 3戦連続

ヒンドゥタイムズ 5戦連続

プリュムドール 3戦連続

マテンロウレオ 8戦連続

 

上記5頭の過去実績を見てみると…

 

スカーフェイス 該当なし

ディープボンド 天皇賞春連対馬

ヒンドゥタイムズ 該当なし

プリュムドール 該当なし

マテンロウレオ 該当なし

 

流石のディープボンドはチャンスありそうですが、最初に書いた通り馬券内占有率は5%です。

95%の好走馬が上記以外なのでリスクに見合ったリターンが必要かなと思います。

 

 

まとめ

 

ここまで3項目見てきましたが、基本的には長距離実績が近走の着順を落としていた馬の巻き返し条件になってきます。

ここまでのデータクリア馬は下記

 

サリエラ
チャックネイト
テーオーロイヤル
ディープボンド
ドゥレッツァ
ブローザホーン
ワープスピード

 

データ非該当馬は以下

 

シルヴァーソニック
タスティエーラ
ゴールドプリンセス

サヴォーナ
スカーフェイス
スマートファントム
ハピ
ヒンドゥタイムズ
プリュムドール
マテンロウレオ
メイショウブレゲ

 

 

水曜日限定記事

 

本日は馬券内占有率の低い買い難い馬を探していきましたが、月曜日、火曜日と記事を読んでいればまともに買える馬は「4頭」しか残っていないと思います。

本日のデータクリア馬でもある1頭をここで更に消していこうと思います。

 

過去35年

・2走内G2以上連対馬を除く○○

【0-0-0-38】好走率0%

 

長距離実績があった馬でも流石に巻き返しが厳しく、遡れるMAXの過去35年では1頭も好走馬がいません。

これで現時点の完全クリア馬は「3頭」に絞られていると思います。

 

 

天皇賞春枠順確定

 

1枠1番 サリエラ
1枠2番 ヒンドゥタイムズ
2枠3番 プリュムドール
2枠4番 ワープスピード
3枠5番 ブローザホーン
3枠6番 ディープボンド
4枠7番 タスティエーラ
4枠8番 ゴールドプリンセス
5枠9番 シルヴァーソニック
5枠10番 サヴォーナ
6枠11番 マテンロウレオ
6枠12番 ドゥレッツァ
7枠13番 スカーフェイス
7枠14番 テーオーロイヤル
7枠15番 メイショウブレゲ
8枠16番 チャックネイト
8枠17番 スマートファントム
8枠18番 ハピ

 

本日枠順発表がありました。

今年は上記18頭で開催されます。

 

 

枠順別成績

 

過去20年(京都開催)

1枠 6-1-2-27 16.7%/19.4%/25.0%
2枠 1-2-2-30 2.8%/8.3%/13.9%
3枠 3-1-1-33 7.9%/10.5%/13.2%
4枠 3-2-4-30 7.7%/12.8%/23.1%
5枠 1-2-1-35 2.6%/7.7%/10.3%
6枠 3-4-5-28 7.5%/17.5%/30.0%
7枠 1-3-2-44 2.0%/8.0%/12.0%
8枠 2-5-3-45 3.6%/12.7%/18.2%

 

皆さんは天皇賞春はどんなイメージがありますでしょうか?

多くの方が長距離ならロスなく立ち回れる「内枠有利」のイメージではないでしょうか。

全体の成績を見ると1枠は確かに最多6勝と飛び抜けていますが、最も馬券になっているのは外寄りの6枠ですね。

枠順を考える上で私が一番重要視していることは「人気のない馬の枠順成績」です。

内枠有利と言われるなら下位人気(ここでは1~3番人気を除いた馬)と言われる上位と力差のある馬が、枠の恩恵を受けて上位に食い込む必要があります。

当たり前に当日人気馬が集中して同じ枠に連続して入った場合、その枠の成績が上がって当然だからです。

 

過去20年(京都開催1~3人気除く)

1枠 3-0-2-24 10.3%/10.3%/17.2%
2枠 0-2-2-26 0.0%/6.7%/13.3%
3枠 1-1-1-30 3.0%/6.1%/9.1%
4枠 1-2-3-26 3.1%/9.4%/18.8%
5枠 1-1-0-32 2.9%/5.9%/5.9%
6枠 1-0-3-25 3.4%/3.4%/13.8%
7枠 0-2-2-38 0.0%/4.8%/9.5%
8枠 0-4-1-39 0.0%/9.1%/11.4%

 

先ほど飛び抜けていた1枠の成績ですが当日1~3番人気を抜いても他の3倍近く勝率があり、人気馬が押し上げた数値では無いことが分かります。

逆に最高複勝率だった6枠は半分以下まで落ち込み、これまで多くの人気馬が集中して6枠に入っていたことが良く分かります。

ちなみに今年も人気確実のドゥレッツァが6枠に入りました。

もう少し分かりやすいように極端に内と外の成績を比較してみましょう。

 

過去20年(京都開催1~3人気除く)

1~2枠 3-2-4-50 5.1%/8.5%/15.3%
7~8枠 0-6-3-77 0.0%/7.0%/10.5%

 

勝率、連対率、複勝率全てが内枠優勢の数値が出ており、力差の厳しい馬だとしても内枠の恩恵を受けて好走していることが分かります。

逆に過去20年京都開催の天皇賞春は当日3番人気以内しか7~8枠から勝馬が出ていないことになります。

ここまでを調べて思うことは…

 

 

「内枠有利」で間違いない。

 

 

です。

いつもは全員が内枠有利だと思っていても細かく紐解いて真逆の結論を出すことが多いですが、流石に今回は客観的に見ても間違いなく内枠有利です。

今年の芝状態もかなり良く、先週も雨が降っていましたがマイラーズCでは1.32.5と時計は出ていました。

こうなると雨でも降らない限りは更に内枠に恩恵が出てくるかなと思います。

京都の天気予報を見ると土曜日は天気が若干崩れそうですが雨はギリギリ降らなそうですし、日曜日は晴れマークなのでバイアスの変化も少なそうです。

 

 

2桁馬番からの好走馬

 

過去20年で2桁馬番から馬券になった馬は以下
(京都開催+外国馬除く)

 

2023年 シルヴァーソニック 前走海外重賞1着 当日6番人気
2020年 フィエールマン 前走有馬記念4着(前年優勝馬)当日1番人気

2019年 フィエールマン 前走AJCC2着 当日1番人気
2018年 レインボーライン 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2018年 シュヴァルグラン 前走大阪杯13着(前年連対馬) 当日1番人気
2017年 サトノダイヤモンド 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2015年 フェイムゲーム 前走ダイヤモンドS1着 当日7番人気
2014年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞1着 当日3番人気
2012年 トーセンジョーダン 前走大阪杯3着 当日3番人気
2012年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞2着 当日2番人気
2011年 エイシンフラッシュ 前走大阪杯3着 当日3番人気
2010年 ジャガーメイル 前走京都記念2着 当日2番人気以内
2010年 マイネルキッツ 前走日経賞1着 当日4番人気
2009年 ドリームジャーニー 前走大阪杯1着 当日5番人気
2008年 アドマイヤジュピタ 前走阪神大賞典1着 当日3番人気
2008年 アサクサキングス 前走大阪杯3着 当日1番人気

2007年 エリモエクスパイヤ 前走日経賞10着(2走前ダイヤモンドS2着)当日11番人気
2007年 トウカイトリック 前走阪神大賞典3着 当日4番人気
2006年 リンカーン 前走日経賞1着 当日2番人気
2005年 スズカマンボ 前走大阪HC3着(2走前鳴尾記念2着)当日13番人気
2005年 ビッグゴールド 前走大阪HC1着(2走前OP1着)当日14番人気
2005年 アイポッパー 前走阪神大賞典2着 当日4番人気
2004年 ゼンノロブロイ 前走日経賞2着 当日4番人気
2003年 ヒシミラクル 前走大阪杯7着(前年菊花賞1着)当日7番人気
2003年 サンライズジャガー 前走阪神大賞典10着 当日8番人気
2003年 ダイタクバートラム 前走阪神大賞典1着 当日1番人気

 

全部で26頭

上記で赤く塗った馬は「前走3着以内or当日3番人気以内」

26頭中23頭がこのパターンです。

青く塗った3頭、エリモエクスパイヤは2走前のダイヤモンドS勝ち馬から0.0秒差2着に好走、大波乱だった2005年を見てもわかるように2走前も好走しているパターンは評価できます。

ヒシミラクルは菊花賞優勝の4歳馬でした。

唯一なんの理由も見つからないのが今から21年前のサンライズジャガーです。

同年は阪神大賞典、京都記念と2走だけでどちらも2桁着順、その前年は9回走って全て3着以内という奇妙な戦績でした。

阪神開催を除いているので22年分見ていますが、流石に21年前にもなると条件が現在と違うレースがあったりローテションも今とは違う傾向だったりで、ここをボーダーにすると何でもあり状態になるので基本はやはり前走3着以内か当日3番人気以内を中心に評価したいところです。

 

 

今年の該当馬

 

5枠10番 サヴォーナ
6枠11番 マテンロウレオ
6枠12番 ドゥレッツァ
7枠13番 スカーフェイス
7枠14番 テーオーロイヤル
7枠15番 メイショウブレゲ
8枠16番 チャックネイト
8枠17番 スマートファントム
8枠18番 ハピ

 

この中で当日3番人気以内確定のテーオーロイヤル、ドゥレッツァ以外を見ていきたいと思います。

3番人気は恐らくサリエラだと思いますし、タスティエーラも1桁馬番なので基本的には前走好走馬を評価していきたいです。

 

サヴォーナ 前走6着
マテンロウレオ 前走4着
スカーフェイス 前走4着
メイショウブレゲ 前走8着
チャックネイト 前走1着
スマートファントム 前走1着(条件戦)
ハピ 前走9着

 

当日3番人気以外の前走好走馬はチャックネイト1頭のみ

前走条件戦から好走した馬は1頭もいませんのでスマートファントムも軽視予定

 

 

まとめ

 

ここまで枠順について不利な外枠を考察してきましたが、今年2桁馬番でも買える馬は…

 

ドゥレッツァ

テーオーロイヤル

チャックネイト

 

上記3頭です。

流石に8枠を引いてしまったチャックネイトは中々難しいですが、好走できなくもない位置かなと。

ドゥレッツァとテーオーロイヤルに関しては正直この枠順発表が出る前から8枠引いたとしても過去の人気馬は問題なく好走しており、あまり気にしていませんでした。

それよりも後入れになる偶数馬番の方が重要だったので上記3頭その辺りは全てクリアしてくれたので何とかなるかなと言う印象です。

ちなみに過去20年間の天皇賞春を見ると…

 

2005年
1着10番スズカマンボ
2着17番ビッグゴールド
3着13番アイポッパー

 

三連単190万馬券が飛び出した今から19年前まで遡らないと2桁馬番でのワンツースリーがありません。

絶対とは言いませんがドゥレッツァ、テーオーロイヤルがどちらも馬券内に入るとするならば、データクリアであるチャックネイトも馬券内に来る確率はなかなか厳しいかなと、それとも20年間の沈黙を破り2桁馬番でのワンツースリーが達成されるのか注目です。

 

 

木曜日限定記事

 

さて、本日も最後に上記の枠順データと連動する記事を書いて終わりたいと思います。

あまりオカルト的なデータ考察は好きじゃないのですが、外枠が心配になって少し念入りに調べて見ました。

そしたら偶然なのか、内に入って距離ロスを抑えるよりも多少ロスをしたとしても包まれる事無く能力全開で行ける外枠が良いのか、それとも既にスタミナの証明をしているからなのか因果関係は不明ですが…

 

過去35年

【3-0-1-0】好走率100%

 

全馬が問題なく好走しており、むしろ内を引けば引くほど凡走馬が増えていくと言う不思議な結果となっていました。

内枠有利の天皇賞春ですが、この実績持ちに限っては外であればあるほど良さそうです。

 

 

4番人気以下で好走した馬

 

7番 ディープボンド 5人気
16番 シルヴァーソニック 6人気
7番 テーオーロイヤル 4人気
3番 カレンブーケドール  4人気
6番 スティッフェリオ  11人気
5番 ミッキースワロー  4人気
8番 パフォーマプロミス  8人気

7番 グローリーヴェイズ  6人気
8番 クリンチャー  4人気
6番 シュヴァルグラン  4人気
3番 カレンミロティック 13人気
14番 フェイムゲーム 7人気
2番 カレンミロティック 10人気
7番 フェノーメノ 4人気
6番 ホッコーブレーヴ 12人気
1番 ビートブラック 14人気
2番 ヒルノダムール 7人気
3番 ナムラクレセント 5人気
16番 マイネルキッツ 4人気
4番 メイショウドンタク 16人気
2番 マイネルキッツ 12人気
4番 アルナスライン 4人気
12番 ドリームジャーニー 5人気
16番 エリモエクスパイア 11人気
12番 トウカイトリック 4人気
1番 ストラタジェム 8人気
10番 スズカマンボ 13人気
17番 ビッグゴールド 14人気
13番 アイポッパー 4人気
6番 イングランディーレ 10人気
16番 ゼンノロブロイ 4人気
8番 シルクフェイマス 5人気

 

実に20年60頭のうち33頭が4番人気以下

好走馬の半数以上が4番人気以下の馬で、昨日の枠順考察でも分かる通り枠に依存しています。

 

 

枠順激走フィルター

 

馬番1~4(1枠2枠)
前走阪神大賞典
その年のダイヤモンドSに出走
前走G2以上を連対か0.2秒差以内

 

馬番5~9
前走G2以上連対か0.2秒差以内
過去に3000m以上のG1で連対
その年のダイヤモンドSで連対

 

馬番10~
前走G2以上連対か0.2秒差以内
過去に3000m以上のG1で優勝

その年のダイヤモンドSで連対
(もしくは同年3000m以上勝利)

 

 

上記にあてはまる馬でこれだけの人気薄22頭全馬拾えます。

少し難しく書きましたが、

 
1or2枠ほぼなんでも有り(着順問わず阪神大賞典組多い)

それ以外は前走G2以上連対orダイヤモンドS連対or長距離G1実績

 

上記以外から好走したのは2頭のみ

 

2005年 スズカマンボ 前走大阪ハンブルクカップ3着

2005年 ビッグゴールド 前走大阪ハンブルクカップ1着

 

今から19年前になります。

2頭共に前走阪神2500mのOP戦を好走していました。

スズカマンボは2走内にG3連対、ビッグゴールドはOP2連勝と共に近2走は充実

この年は三連単約200万馬券と大荒れでした。

 

それ以外の2桁人気はしっかりと該当馬

 

スティッフェリオ 11人気
カレンミロティック 13人気

カレンミロティック 10人気
ホッコーブレーヴ 12人気
ビートブラック 14人気
メイショウドンタク 16人気
マイネルキッツ 12人気
エリモエクスパイア 11人気
イングランディーレ 10人気

 

今年は1~2番人気は予想オッズから当日まで変動なしで間違いないと思うので

 

テーオーロイヤル

ドゥレッツァ

 

この2頭を除いた残りの16頭を見ていきたいと思います。

 

1枠1番 サリエラ 同年ダイヤモンドS出走
1枠2番 ヒンドゥタイムズ 該当なし
2枠3番 プリュムドール 前走阪神大賞典
2枠4番 ワープスピード 前走阪神大賞典
3枠5番 ブローザホーン 該当なし
3枠6番 ディープボンド 天皇賞春連対
4枠7番 タスティエーラ 菊花賞連対
4枠8番 ゴールドプリンセス 該当なし
5枠9番 シルヴァーソニック 該当なし
5枠10番 サヴォーナ 該当なし
6枠11番 マテンロウレオ 該当なし
6枠12番 ドゥレッツァ(当日3人気以内)
7枠13番 スカーフェイス 該当なし
7枠14番 テーオーロイヤル(当日3人気以内)
7枠15番 メイショウブレゲ 該当なし
8枠16番 チャックネイト 前走AJCC勝利
8枠17番 スマートファントム 該当なし
8枠18番 ハピ 該当なし

 

今年の枠順に当てはめると、やはり外枠はかなり苦しい感じ。

チャックネイトの頑張り次第ではありますが基本的に穴馬は内枠から出てくると思います。

 

ここまで一週間データ考察してきましたが、個人的に不安を感じる部分は火曜日に書いた斤量データです。

恐らくデータブレイクはここから発生すると思っていますので、上記データと合わせて見ていきたいと思います。

 

今年の出走予定馬をみて行きましょう。

 

ゴールドプリンセス 無し

サヴォーナ 無し

サリエラ 無し(同年ダイヤモンドS好走)

シルヴァーソニック 58キロG1好走

スカーフェイス 無し

スマートファントム 無し

タスティエーラ 57キロG1勝利 4歳馬

チャックネイト 58キロ条件戦勝利

テーオーロイヤル 58.5キロG2勝利

ディープボンド 58キロG1連対

ドゥレッツァ 57キロG1勝利 4歳馬

ハピ 59キロOP好走(ダート)

ヒンドゥタイムズ 無し

ブローザホーン 無し

プリュムドール 無し

マテンロウレオ 無し

メイショウブレゲ 無し(同年万葉S好走)

ワープスピード 無し(同年ダイヤモンドS好走)

 

純粋なクリア馬は下記6頭

 

シルヴァーソニック 58キロG1好走

タスティエーラ 57キロG1勝利 4歳馬

チャックネイト 58キロ条件戦勝利

テーオーロイヤル 58.5キロG2勝利

ディープボンド 58キロG1連対

ドゥレッツァ 57キロG1勝利 4歳馬

 

斤量データで書いた部分を抜粋しましたが、ここで緑に塗られている例外候補のみを今回の枠順データと合わせて

 

サリエラ

ワープスピード

 

この2頭を追加していきます。

逆に斤量データが完全にNGであるプリュムドールを消去します。

 

 

まとめ

 

今年当日4番人気以下から買えそうな馬は…

 

サリエラ
ワープスピード
ディープボンド
タスティエーラ
チャックネイト

 

上記5頭になります。

チャックネイト以外は1桁馬番なので枠の恩恵もあって注意しなければ行けない馬達だと思います。

この中でも個人的にはここまでの考察を含め5頭→3頭が中心になってくるかなと思います。

 

サリエラ

ワープスピード

チャックネイト

 

上記以外は走られてもある程度人気でしょうし、妙味を取ると言う部分では3頭が面白いかなと。

正直サリエラは枠があまりにも良すぎます。

昨日の枠順データを見てもらえば分かる通り1枠は天国状態、人気でも人気薄でも関係なく走りまくっており、明日の馬場傾向で余程内が傷んでいない限りかなり有利な枠だと思います。

 

 

金曜日限定記事

 

本日は最後に今まで出していなかった100%データを紹介して終わりにしたいと思います。

最も直結傾向である前走ステップでありますが、過去の好走馬を調べている内にある共通点がありました。

一定のボーダーを大幅に超えてくる馬はやはり好走傾向です。

 

過去35年

・継続騎乗

・前走上がり3位以内

・前走○○

【5-1-3-0】好走率100%

 

かなり条件厳しいかなと思いましたが、長距離のスペシャリスト達は前走時点で力差を証明しているケースが非常に多く、今年も注目だと思います。

 

 

一週間を振り返って

 

今週は買う馬、買わない馬がはっきりしていて割と早い段階で該当馬を絞り込めたのではないでしょうか。

普段あまりやらないですが、超簡易的な全頭診断をして最後印に行きたいと思います。

評価はA、B、C
良い、普通、買わないの3つで分かりやすく。

ここで良くあるのがS、Aの乱れ打ちでレース後S、A評価馬でワンツースリー決着ドヤァ!

それがまかり通るなら毎回7~8頭印を打っていることに変わりはありませんし、おまけに期待値馬だの調教特注馬だの入れたら何頭チェック入れてるんだって話になるので、それはやりません。

何となく来るかもで印打ってないので、1頭1頭全馬に明確な買い、消し要素があってここまで考察してきましたので。

見ている人を惑わすような結論にはしたくないので、厳しく判定していきます。

 

1枠1番 サリエラ【C】

データ面では問題なくクリア、この枠に入ってしまった事でタスティエーラとの人気が逆転しオッズ妙味の観点から推し難くテーオーロイヤルに完敗しながらも斤量差が縮まる面はマイナス

1枠2番 ヒンドゥタイムズ【C】

出走取消、また元気にターフに戻って来てくれることを祈っています。

2枠3番 プリュムドール【C】

何でもありの馬番1~4番以内と絶好枠を引いたが、それ以外の強調要素が苦しくデータ面でも推せる材料が少ない。

2枠4番 ワープスピード【B】

テーオーロイヤルが好走した直近2戦全てで同席しており、枠順の差で更に条件は好転、最高の枠順とデータ面でも買い材料がありオッズ妙味と天秤に掛けても買い損は少ない。

3枠5番 ブローザホーン【C】

阪神大賞典の結果やこの枠順から人気はするだろうが、データ面のマイナス要素も多く、この枠でロス無く立ち回ればチャンスはあると思うが人気先行、オッズ妙味を考えても割り切りが必要

3枠6番 ディープボンド【C】

昨年天皇賞春で好走しているが、前が引っ張る流れと馬場の悪化が最高に向いておりこれ以上ないくらいの条件だった。昨年は正直奇跡とも言えるほど全ての条件が向いたので今年は何枚も落ちる。

4枠7番 タスティエーラ【C】

同世代ならまだ勝負になるが、古馬となればベラジオオペラとドゥレッツァ以外はかなり厳しい世代、距離伸びて枠も良いがオッズよりもリスクが上回る買い時が難しい1頭

4枠8番 ゴールドプリンセス【C】

データ面からマイナス要素多く、前走条件戦からいきなりのG1で超えなければ行けない壁が高すぎる。

5枠9番 シルヴァーソニック【C】

ディープボンド同様に昨年はハイペースの中で後方から展開の利を受けて流れ込んでおり地力で好走した感よりも恵まれた感が大きい、流石に前走より上積みはあるだろうが推せる部分は少ない。

5枠10番 サヴォーナ【C】

シンプルに距離が長い。

6枠11番 マテンロウレオ【C】

上記同様

6枠12番 ドゥレッツァ【A】

世代No.1とも言える馬、データ考察からも死角なし。陣営はここに来て距離が…ステイヤーでは無いのでその辺りが…とか、かなり弱気だが、正直みっともない。出るからにはしっかりして欲しい。

7枠13番 スカーフェイス【C】

直近2走は個人的にかなり評価している1頭、しかしあまりにも相手が強すぎる。ここ凡走してもらって次の自己条件で大穴をあけてくれる存在だと思う。

7枠14番 テーオーロイヤル【A】

ローテを心配している声が多いが、そこら辺の憶測でしか語れない外野よりも365日一緒に過ごし状態を見てその道のプロが過去最高のデキと言うならこれに勝る言葉は無い。

7枠15番 メイショウブレゲ【C】

枠次第ではワンチャンスと思っていたが、あまりにも厳しすぎる枠で強調材料少なく見送り。

8枠16番 チャックネイト【B】

枠だけ、本当に枠だけが残念、距離延長はむしろ今まで何故試さなかったのかと思うほど長距離適性はあると感じる。どこで内に入れるのか鞍上頼みになるがワンチャンスある。

8枠17番 スマートファントム【C】

ただでさえ力差があるのにこの枠のハンデをもらったらもう太刀打ちできない。

8枠18番 ハピ【C】

陣営の方々には本当に申し訳ないが、正直謎出走、なぜここを使うのか良く分からない。

 

はい、以上です、

かなり厳しく淡々と書きました。

最後に、毎回G1開催で書く注意事項だけ読んでください。

ここまで月曜日から連投で過去20年データ考察について記事をアップしてきました。

毎回言う事ですが、私の記事は予想のようで予想ではありません。

過去の記録を切り取って並べているだけなので予想ではなく、今まで起きた「事実」であります。

過去の事実を知った上で、それをどう解釈し予測を立て1着2着3着馬を当てるのか、それが予想です。

その予想の部分ですが、こちらでたくさんの食材(過去データ)は用意しますので、あとはご自身で味付けをしながら調理して完成させてください。

最終的に結論を出すのは自分です。無料の炊き出しに味が濃いだの薄いだの言われても、じゃあ食べるなとしか言えません。

何十時間も使い過去データを毎日調査し、わかりやすいようにまとめ記事にする。皆さんが出来ないことや、やらない事を私が代わりにやっているだけです。

最後の結論を出すのは「あくまでも自分」そこだけ忘れないようにして欲しいです。

 

 

推薦馬

 

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4走前の京都コースを見る限り下り坂でスピードが乗る点はこの馬にとって非常にプラス材料

3走前を見ても直線平坦コースの方が良さそうで2走前もゴール前までずっと伸び続けている辺りはポジションの差もあったかなと感じます。

前走は騎手の神騎乗もありましたが何度もレースリプレイを見返しても勝ち馬は別格としても非常に強い内容だったと感じます。

中間自己ベストを更新していますし、条件好転の京都開催、さらには脚が溜まりやすい絶好枠、そしてこの人気となれば好走するかしないかの話だけすればチャンスは低いかもしれませんが、それをカバーできるオッズも付いていますので十分狙えるかなと。

しかし今回は3つ目の席を考える効率の悪さを感じていますし、印は打つのですが組み合わせた馬券の購入はしません。

ずっと3頭のみ印を打つスタイルで一応やってきているので先に書いた全頭診断や総合ランクなど参考にご自身で納得できる馬券を買っていただけたらと思います。

 

 

○テーオーロイヤル

データ面は全く問題なくクリア、血統の部分でも触れたようにサンデー系の理論は気のせいレベルの出走数の違いなので全く気にしていません。

正直このローテには驚きました、個人的には前走の阪神大賞典よりも1つ前のダイヤモンドSが余計だったかなと感じます。

しかし状態面では今が過去最高、これ以上の仕上げはもう無いと言い切るほどなので結果で証明してほしいと思います。

この馬に関してはずっと本命馬として書き続けてきたので繰り返しになりますが、3000m以上は3-1-1-0、それ以外は4-0-1-7と完全に長距離は別馬です。

生粋のステイヤーと言える馬なので後は人馬共に初となるG1のタイトルだけが不足しているかなと。

ダイヤモンドSの斤量差を見ても同じ出走メンバーに逆転の芽があるとは考えにくいですし、前走0.8秒差の圧勝から見ても素直に評価する以外ないかなと思います。

あとは若干厳しい枠に入ったので菱田騎手のエスコート1つで大きいタイトルは目の前だと思います。

 

 

◎ドゥレッツァ

ここまでのデータ考察でこれほどまでランキングに名前を書いたのは珍しいかなと思うほど全力でこの馬のセールスポイントを書き続けてきました。

この馬の強さはもう説明不要でしょう、世代唯一の希望とも言って良いほどです。

菊花賞ではルメール騎手の神騎乗もあって戸崎騎手に期待が掛かりますが、そもそも菊花賞のように大外から途中動く必要が今回のレースであるのか?答えはノーです。

どうしても比較対象にされてしまいますが、基本的には脚を溜めて直線の競馬だけで足りる馬なので、枠も極端に外ではないですし出たなり自分のリズムで全然問題ありません。

陣営は距離に対してかなり不安を抱えておりネガティブ発言が目立ちますが、この天皇賞春は長距離戦ながらもスタミナより瞬発力が重要で、3200mを走り切ると言うよりもラスト平坦直線でどれだけ速い上がりを出せるかがポイントになってきます。

これまで出走した全てのレースで上がり3位以内を記録しており、前半スローで流れてしまえば途中で動いたとしても菊花賞では他馬を寄せ付けない上がり最速で突き抜けている通り優秀な後半力を持っている馬

前半さえ折り合いがつけば後方にいたとしても勝ち負けできる世代最高レベルの1頭だと思います。

あとは当日気温がだいぶ上がるのでパドックでの周回、発汗などなく落ち着いて当日を迎えて欲しいと思います。

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