合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2024/5/12(日)『ヴィクトリアマイル』予想

【東京芝の馬場傾向】〜Bコース1週目(良なら軽い芝)〜

土曜11Rの京王杯SCは前半3F《34.8秒》・レースの上がり《33.9秒》という後傾ラップとなっても《1:19.7》と20秒を切る好時計が出ているように、良好な馬場にBコース替わりの影響が加わって絶好の軽い芝となっています。2着馬のレッドモンレーヴは上がり最速《32.2秒》という強烈すぎる末脚を発揮しました。もちろん、先行馬が有利な馬場状態ですが、差し馬の台頭も見られています。

 

【レースのPoint】

・先行馬と内枠の馬に注目
・先行馬手薄
・オッズ的には圧倒的2強ムード

 

穴推奨:②フィアスプライド
    ⑬モリアーナ
    ⑭フィールシンパシー
    ④コンクシェル
    ③スタニングローズ

連軸候補:⑩ナミュール

アタマ狙い:⑤ウンブライル

 

<フィアスプライド>

2走前のターコイズSで重賞初制覇。それまでには見せなかった先行力を披露し、道中は好位の4番手で流れに乗ることができました。前走の中山牝馬Sでは《0.4秒差・9着》と敗れてしまいましたが、1800mへの距離延長も道悪の影響もマイナスに働いており、仕方ありません。
今回は軽い芝の1600mに替わりますが、3走前の府中牝馬Sで上がり最速《32.6秒》・4走前の関屋記念で上がり《33.0秒》と軽い芝向きの瞬発力は既に示しています。「このレースのために引退を延ばした経緯がある」という国枝師のコメントからは本気度が窺えます。メンバーを見てもSペースが見込めるだけに、先行力を活かしたいところです。内枠も最高の初期条件です。

 

ナミュール

4走前の富士Sで復活V。この勝利をきっかけにマイルCSでG1初勝利を挙げました。4コーナー15番手から上がり最速《33.0秒》という素晴らしい切れ味を発揮して改めて軽い芝の1600mベストを証明。続く、香港マイルでも《0.4秒差・3着》・前走のドバイターフでは《アタマ差・2着》と1800mの距離でも勝ち負けを演じました。明らかに本格化を迎えている近走の充実ぶりです。
今回は海外帰りでタイトなローテーションだけがポイントとなります。高野師が「在厩日数は少ないが、感触的にはドバイの時よりもいいぐらい。しっかりと走れる状態にある」とコメントしているのは何よりです。ここでは力最上位です。

 

<ウンブライル>

昨年のNHKマイルCで《アタマ差・2着》とした後、9ヶ月の休養を挟んで2走前の東京新聞杯で復帰。《0.6秒差・9着》と長い休み明けが響いてしまいましたが、叩き2戦目の阪神牝馬Sで《0.1秒差・2着》と巻き返しに成功しました。上がりは勝ち馬のマスクトディーヴァを上回る最速タイの《32.9秒》をマークしましたが、それで差し切れなかったように、もう少しペースは流れてほしいのが本音です。
叩き3戦目ならまだ状態面の上積みがあるはずです。木村師は「言い訳がきかない条件」と話しています。東京は合っていますし、前走同様にスタートを決めることができれば。

 

【推奨買い目】

馬連馬単:②→⑩⑥⑤⑬⑭④③
3連複:②⑩-⑥⑤⑬⑭④③⑮①(総流し)